子供の通信教育・学習教材

子供の成績を上げるための通信教育や学習教材です

小学生の算数は暗記をすべきことが少ない!

小学生の算数は暗記することは少ないもの!

小学生のうちには勉強のやり方の基本的な姿勢を学ぶことが子供にとって有益であると思います。学校や塾のテストで良い点数をとってくれれば親としては嬉しいですし、悪い点数を取ってくれば落ち込んだり焦ったりすることも多いでしょう。

でも、あまりテストの成績だけで一喜一憂してしまうのもよくないはずです。というのは、まだこの時期の子供にとっては正しい勉強方法を身に付けることの方が圧倒的に大切な事だと考えるからです。テストの結果はあくまで参考くらいに思うようにすべきです。

というのは、小学校で習う内容は非常に大切な基本的なことが盛りだくさんです。もちろん、暗記の得意な子供はそれだけで一時的に良い点数をとれるでしょうが、本当に理解をしていないと今後の学習に大きく影響を及ぼすからです。

 私たち大人のなかには、勉強イコール暗記をするというイメージを持っている人も多いかもしれません。特に受験戦争を経験してきている人からすると、できるだけ多くのことを暗記すれば成績は上がるという考えの方もいるでしょう。

でも、賛否両論あるとは思うのですが、私は少なくても小学生のうちから暗記ばかりの勉強方法というのは反対です。

それは、まだ勉強を始めたばかりの子供には、考えることや理解することの方を最優先した学習をしてほしいと思うからです。

多少時間をかけてでも、子供がじっくりと考えて納得しながら知識を習得していくことが理想なのではないでしょうか!?

特に、算数については最初から暗記に走ることはおすすめできません。算数ほど覚えることが少ない科目はないと考えています。

・最低限の公式だけを暗記するように心掛ける

算数が苦手と思っている子供は多いでしょう。一度苦手意識を持ってしまうとなかなか克服するのに時間がかかってしまうので、悩みも深くなっていくはずです。

そんな算数ですが、他の科目とは異なる特徴は、覚えるべきことが少ないということが挙げられるはずです。

例えば、三角形や四角形といった図形問題ですが、覚えるべきことは非常に限られています。面積の公式などを確実に覚えるということです。それに、二等辺三角形やひし形などの特徴を正確に理解しておくくらいでしょう。

基本的な算数の問題であれば、これくらいの知識があれば十分に正解にたどり着くことが出来るはずです。

でも、算数の苦手な子供はなかなか解けないです。それは、面積を求める際に、高さという概念を正確に認識していないことなどがあります。高さは底辺から垂直である必要がるのですが、斜めの辺を高さと勘違いしてしまったりするのです。

なので、算数の苦手な子供は最低限覚えるべきことを不十分にしか覚えていないということがあります。なので、ひっかけなどに引っかかってしまい、不正解になってしまうのです。

公式は決して多くはありません。各分野に多くても5つくらいしかないはずです。暗記をするなら、その最低限の公式を正確に覚えることに全力を尽くすべきなのです。

あとは、その公式を上手に活用できれば問題は解けるはずです。

・覚えることよりも活用することに重点を置くべきでしょう

 

算数が苦手な子供は、問題ごと丸暗記をしがちです。同じ問題が出たときに数字だけ変えて解けるようにしたいという気持ちの表れとも考えられます。でも、算数の問題というのは様々な視点から出題されますので、それを別々に丸暗記しようとすると膨大な量になりがちですので、非常に非効率なことになってしまいます。

本来であれば、最低限の公式をいくつか覚えておけばいいのに、そこをおろそかにしてしまって問題のパターンばかりを暗記するのでは、どう考えても本末転倒です。

算数は数少ない暗記すべき公式を正確に覚えておいて、あとはどうしたらそれを使うことが出来るのかを考えることの方がはるかに大切ですし、楽なのです。

理科や社会などは覚える方が大切であることも多いでしょうし、国語だって少なくても漢字などは知らないと解けないことが多いです。

そう考えてみると、いかに算数が覚えることが少ないかが分かると思います。ですので、算数が苦手という子供は、このことをしっかりと認識しながら学習を進めていくことが効果的なはずです。