勉強ができる子供の特徴について
勉強ができる子供の特徴について考えてみる
子供には勉強ができるようになって欲しいなと思うのですが、なかなか思い通りにならないことが多いです。しっかりと毎日勉強をしていればいい点数を取れるだろうなんて考えてしまうのですが、それだけでは期待には届かないので悩んでしまいます。
そもそも親が考えることを子供が実行をしてみてもなかなか上手くいかないことがあります。なので、本当の問題解決策といったことは子供の立場になって子供目線で考えていく必要があると思います。
そのためには、大人が理想と考える勉強のやり方に固執することなく、実際に良い点数を取っている子供がどのような生活習慣や勉強方法をしているのかを参考にしてみることがいいのでしょう。そのうえで、子供との違いをじっくりと考えるべきです。
ということで、勉強ができる子供の特徴についていろいろと考えていきたいと思いますので是非とも参考にしてください。
【勉強ができる子供の生活習慣】
子供が良い点数を取るためには、勉強方法が全てではありません。しっかりと安定した生活習慣があっての勉強だと思います。
この生活習慣を整えるということは、家族全員のサポートが必要になることが多いため、親として子供にしてあげられる要素が強いです。
・テレビをダラダラと見続けるのは気持ちの切り替えが出来ない
テレビが悪いとは言い切れませんが、勉強ができる子供は長時間テレビを見続けることは少ないと思います。それは、家の中でテレビがついていると子供は番組が気になってしまって勉強するという気持ちの切り替えが出来ません。
でも、全くテレビを見せないことが理想かというとそんなことはないと思います。勉強ができる子供は勉強時間に集中できることが多いです。集中力を高めるには、時間を決めてテレビを見た後に、今度はしっかりと勉強をするということが出来るということです。
・毎日規則正しく生活リズムが安定している
よく言われることですが、毎日の生活リズムが安定していることは肉体的にも精神的にも高めていくことが出来るはずです。イチロー選手が毎日ルーティンを繰り返しているというのは有名な話ですよね。
子供だって日々の生活が決まっている方が勉強に取り組みやすいはずです。もちろん、1日のなかの決まった時間を勉強時間に当てるということも必要になってきます。
勉強は毎日継続しなければなりません。でも、勉強時間に苦痛を感じても効果が弱まってしまうでしょう。だからこそ、なるべく小さいうちから毎日〇時から〇時は勉強するのが当たり前にしてあげる方が子供だって勉強することが楽になるはずです。
・何事も自分から進んで調べることが出来る
自分のものは自分でしっかりと整理整頓ができたり、いつもお片付けが出来るといった基本的生活習慣はもちろんのこと、なにか分からない事や知りたいことがあった時に自分から進んで調べることが出来るということが大切です。
これは勉強面でも大きな差になって出てくることがあります。分からいことをそのまま放置しない習慣というのが身についている子供は成績も上がりやすいはずです。
【勉強ができる子供の勉強方法】
同じ時間でもやり方次第で大きな差になってくるのが勉強方法でしょう。今のやり方を少し変えてみたり、工夫をしてみることで子供の成績が飛躍的に上がるきっかけとなることも考えられます。
・覚えることよりも理解することを優先する
勉強には暗記がつきものなのでしょうが、何もかも暗記だよりの勉強ではいつかは限界に達してしまいます。そんなことにならないようにするためには、できるだけ暗記することを減らしていくべきでしょう。
どこまで暗記するべきで、どこからは考えることで解いていくかの線引きは科目によっても異なるのでしょうが、その辺のバランス感覚に優れている子が勉強はできることが多いです。
なので、最初から覚えようとしないで理解することに重点を置いてみるというのもいいでしょう。
・好きな科目ばかりでなくて、万遍のない勉強をする
どうしても誰だって得意科目と苦手科目ができるものです。得意科目の勉強は楽しさを感じることが出来るのでついついそればかりをしてしまうことが多いですが、これでは苦手科目は全く勉強しないことになってしまいがちです。
でも、勉強ができる子供というのはどの科目も一定水準以上の成績を収めていることが多いはずです。それは、日ごろから万遍のない勉強を心がけているからでしょう。あまりにも苦手な科目を作らないことで、どの科目に対しても勉強する意欲を維持していくことが出来るのです。
・好奇心を持って自主的に学ぶことが出来る
いくら勉強ができる子供であっても新しいことを学べばよく分からない事や理解が出来ない事が出てきます。これは誰だって同じはずなのです。ただ、このような状況において、自分から興味を持って調べたり考えたりすることが出来るかどうかが大きな分かれ目であることが多いものです。
時には納得のいくまでに何日もかかることもあるのでしょうが、途中で投げ出さない気持ちというのが成績には大きく反映していきがちです。