子供の通信教育・学習教材

子供の成績を上げるための通信教育や学習教材です

子供の立場に立って勉強方法を見直してみる

少し子供の立場を理解して勉強方法を見直してみるべき!

 

どうしても、親心として子供にはある程度のレベルの成績を取ってほしいな思うことが多いでしょう。にもかかわらず、なかなか子供の成績が上がってこない状況が長い間続いてしまうと、どうにかして思うような点数が取れるようにしてあげたいという気持ちが強くなってくるものです。

その際に、親にとっての当面の目標はテストなどで良い点数を取ることと考えることが多いはずですが、その目標を達成するために手段を自分の子供の頃の経験に基づいてしまうケースが多いものです。

例えば、自分が子供の頃にはこんな勉強のやり方をしていたという記憶が残っているのでそれと同じようなやり方を子供に対して強要してしまうといったことです。

 でも、ここでもう一度冷静になって考えなければならないことは、今の子供が置かれている状況と親御さんが子供の時の状況とは全く同じとは言い切れないということでしょう。

そうであるならば、本来的には全く同じやり方を押し通すことが必ずしも正しいとも言い切れないはずなんです。

では、どうすればいいの?ってことなのですが、しっかりと子供のことを客観的に分析を行って成績が伸び悩んでいる原因を把握したうえでそれに見合った対策をしていくということになるわけです。

まずは、子供の立場を冷静に見直してみましょう

 

一口に成績が伸びてこないといっても、いろいろなパターンの原因が考えられると思います。

  • 遊びやテレビを観る時間が長すぎるなど勉強する習慣が全く身についていない
  • 自立できていないために、自分で計画的に勉強時間を作ることができない
  • 整理整頓が出来ないので勉強をするために環境が整っていない
  • 自分の頭で考えるクセがないので、思考力が育っていない
  • 基本的な事柄を覚えるといった勉強方法の基礎が身についていない
  • 親に勉強のことを言われ過ぎて気持ちが反抗的になっている

ここでは、ほんの一例を挙げてみましたが、子供の置かれている状況は結構多岐にわたることが多いはずです。

まずは、具体的に今の子供の状況がどうなっているのかを整理してみることが大切だと思います。

原因が違えば対策も異なってくるべき!

 

このように、何が原因となって成績が伸び悩んでいるのかが整理されれば、あとはいかにしてそれを直していくことができるのかを考えることになります。

基本的な生活習慣が身についていないのであれば、まずは勉強の内容そのものを改善するよりも生活習慣を変えなければならないでしょう。

逆に、毎日それなりに時間をしっかりと作っているのに成績が悪いというのであれば、勉強のやり方に問題があるのではと予想されますよね。

何につまづいてしまっているのかを見極めてみる!

 

科目によって勉強のおおまかなやり方が少し違ってくるといったことにも配慮してみるといいですね。

例えば、国語が苦手なこどもは文章に慣れていないことや、読み込みが不足しているために自分の頭の中で想像を膨らませることができていないことなども考えられます。

一方で、算数の苦手な子供であれば、例えば平行四辺形の性質をよく理解しないでいきなり問題を解き始めているかもしれません。

算数は基本的な性質や公式など最低限の知識を吸収してから問題を解く方が近道のはずですよね。

理科や社会ですと、覚えることが多くなってきます。理解をしながら暗記もするといったことが身についているのかをチェックしてみるべきでしょう。

子供目線になってみるといいと思います!

 

このようなことって言われてみれば当たり前と思うかもしれませんが、いざ子供の成績に納得がいかない状況ですと、ついつい忘れてしまいがちなんです。

特に、親御さんにとっては子供の時にあまり成績では悩まなかったケースですとどうしても理解が出来ないという気持ちになってしまいがちです。

これって、親は子供を教育する立場だという意識が強いことが根本的な原因なのかもしれません。

でも、一歩間違えてしまうとただの押しつけになってしまうので注意するべきでしょう。

このような事態を避けるためにはとにかく子供目線にたって考えてみることです。もしも自分が同じ立場だったら何から始めたらよいのだろう?って初心に帰ったつもりで考えてみるというわけです。

(参考になるサイトのご紹介)

benkyougirainasyougakusei.jimdo.com

私も経験があるのですが、子供と対等に向き合ってしっかりと子供のことを理解していこうという心構えをもっていれば、お互いに試行錯誤を繰り返しながら改善をしていくことができると思います。

子供がやりたいということはまずはやらせてみるといいですよ!

 

普段はあまり自分の口から勉強に関することで積極的にこれをしたいなんてことを口にしない子供でもある時突然やってみたい!なんてことを言いだすこともありますよね。

結構些細なことが多いかもしれませんが、これってとっても大切なことだって思うべきでしょう。

例えば、〇〇博物館に行ってみたいなんてことです。

これって、子供自身が何かしらに影響を受けて興味を示したからこその発言であるはずです。

もしかしたら、ご自宅からは結構な距離が離れてしまっていたり、忙しくてなかなか時間が取れそうもないといったこともあるかもしれませんが、このようなチャンスをつぶしてしまわないようにしたいものです。

いきなりは博物館に行ったからって成績が上がるとは思えないかもしれませんが、子供は経験を積み重ねていくことで学ぶということを忘れないようにしたいですね。

教えるよりも一緒に考える姿勢を重視!

 

さすがに小学生くらいの子供であれば、勉強している内容が親御さんでも鮮明に記憶しているということは多いと思います。

でも、子供は理解が不十分でなかなか先に進むことができないことってありますよね!?

そんな時に、ついつい見かねてしまって「こうするんだよ!」っていきなり答えを教えてしまいたくものです。

これって親の立場からすればもっとも的確であっという間に終わるので簡単なことなのですが、教わった子供が本当に理解をしたかどうかはまた別の話だと思います。

少し、時間をかけてでも子供自身に考えさせるような教え方をお良いと思いますよ。